JADRI:日本自動車流通研究所は中古車の円滑な流通を目指し、ユーザと事業者にとって有益な情報を提供します。

JADRI沿革

第9期社員総会を開催しました。

2016.07.08

第9期社員総会を開催しました。


第9期一般社団法人日本自動車流通研究所社員総会が7月8日に行われました。

第9期の代表理事 岩崎 孝(株式会社インディオ富山 代表取締役)議長により第9期の事業報告及び第10期の事業計画の説明、またすべての決議事項において承認可決となり滞りなく終了いたしました事をお知らせします。

概要といたしましては以下を報告させていただきました。

1.概要
本研究所は、エンドユーザーに対して真に有益な情報を提供する事で中古車
流通業界の質の向上に寄与する事を理念とし共同事業の推進により「共に勝つ」
事業環境を創造する事を目指す組織として設立しました。
2015 年度の国内新車販売台数は、前年比 90.7%の 504.6 万台となりました。特
に軽自動車の前年比が 83.4%と 1998 年に現在の車両規格なって以降、初めて軽
自動車シェアが大きく落ち込み頭打ちとなっております。
中古車の流通市場におきましては、中古車登録車の登録台数が前年比 99.5%
の 373.2 万台、中古車軽自動車の登録台数が前年比 98.9%の 305.4 万台となっ
ており全体では前年比 99.2%の 678.6 万台と若干の減少となり中古車も頭打ち
の市場となっております。
2016 年度の状況として景気は足踏みが長期化しており人手不足などを背景に
雇用環境は良好な一方、賃金の伸びが限られるなか、個人消費は停滞感が強い
状況であります。先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各
種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうことが期待されますが、海外経
済で弱さがみられており、我が国の景気が下押しされるリスクがあり金融資本
市場の変動の影響に留意する必要がある状況であります。
こうした中で、JADRI の使命として 3 つの方針を掲げます。
1.JADRI 社員・会員企業及び自動車買取り媒体企業との連携強化
2.新規事業の創造
3.コンプライアンス遵守
日本の自動車産業の発展は、20 年以上にわたって縮小傾向が続く、国内自動
車市場を活性化させることが不可欠である。会員各社が価値ある商品をお客様
に提供できるよう努力を続けて行くとともに、業界としても引き続き車の魅力
を積極的に発信して参ります。
コンプライアンスについては一般社団法人日本自動車購入協会と連携し、中
古車買取り業界の健全化に向けた自主的な取り組みを行う為に消費者に対して、
「安心」「信頼」を訴求し買取り台数の拡大を目指してまいります。
今後も関連業界に本研究所の活動意義や活動内容をご理解いただく為に、活動
成果を対外的に公表することで、研究所活動の意義及び研究所自身の存在感を
増していくことを目指してまいります。

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